Renault Passions

R's Originality #027,

今月のお花

バラ

origin of birth - Unknown

  バラは様々な形で交配され、多くの花色・姿形を持つモダンローズが誕生したことで、同時に香りも多様性を持つようになりました。バラの香りは主に花弁の表面から漂い、品種によってその違いがあるのは、花弁に含まれる香気成分(精油)の組成や量が異なるためです。

  本来とても強い香りを持つバラは、ジャスミン、スズランと並び、「三大花香」と称されていることをご存知でしょうか。アロマテラピーとして、香水や化粧水などにも多く使われていますが、あまり香らない品種も多く存在します。それは、切バラとしての生産性、花弁の強さ、日保ちを求める品種改良を施した結果、バラ本来の香りが弱くなってしまったためのようです。それでも、香りに対する関心が高まっている最近は、香りの良い切花も多く出回るようになりました。

  香るバラの中でも、写真のイブピアッチェはよく市場に出回る品種です。バラらしい甘く深みのある香りと濃いピンクの花色が特徴的。丸く咲く花姿もとても可愛らしい。バラの香りは、洋の東西を問わず、心と体の両面を癒す効用があると古くから伝承されています。自然の香りは、品種を混ぜても良い芳香のまま。とても不思議です。

川口昌亮

PROFILE

川口昌亮 Masaaki Kawaguchi
1974年、兵庫県神戸市生まれ。2000年、HERBE DE CAMPAGNEの加藤正治氏、田中千明氏に師事。2005年から2年間のフランスで修業後、2008年にwork shop point neuf(.9)を設立。広告や雑誌、店舗ディレクション等で活躍中のフラワーディレクター。
http://www.p-neuf.com

掲載情報は2014年7月時点のものです。

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※写真には一部欧州仕様を含みます。

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