Renault Passions

PARIS DIARY

R's Originality #030,

October 2014 ▶︎ 秋の夜長をシャトレ劇場で

 オペラ座をはじめパリには素晴らしい劇場が多くあります。子供達の新学期9月と同じ芸術の秋に、各劇場がこれからの1年間の新しいプログラムを発表しています。そんな中、シンプルでモダンになったことで話題の、街角やメトロのポスターで一段と目立っているのがパリ中心部でセーヌ川沿いに建つシャトレ劇場です。
 1862年からあるこの劇場は、オペラ・ガルニエの演目と比べると、バレエで言えばコンテンポラリー色が強く、オペラではなくミュージカルが多いそんなイメージ。今シーズンの皮切りにコンテンポラリー・バレエのWilliam Forsytheの『LIMB'S THEOREM』を上演。そして、『シェルブールの雨傘』『パリのアメリカ人』『雨に唄えば』などとミュージカル名画のリメイクが続く予定です。
 古い劇場内はシャンデリアが吊るされ赤のビロードの床と座席、まさに古き良き時代、パリの劇場の典型でタイムトリップした気分になれる。幕間には恒例のシャンパン・スタンドも常設されているので、非日常を味わえる贅沢な空間となっている。これは、パリジャンの秋のある夜の過ごし方なのです。

松永麻衣子

PROFILE

松永麻衣子 Maiko Matsunaga
編集者、『chocolatmag』編集長。1965年鎌倉生まれ。雑誌『POPEYE』のエディターとしてキャリアをスタート。その後『MCシスター』『プチセブン』など数多くの雑誌でファッションエディターとして活躍し、1996年に渡仏。現在は3人の子どものママンでもある。パリ発の大人と子どものウェブマガジン『chocolatmag』の編集長も務める。
http://www.chocolatmag.com/

掲載情報は2014年10月時点のものです。

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