Renault Passions

PARIS DIARY

R's Originality #032,

November 2014 ▶︎ 北の海MuMa近代美術館へ

 Musée dárt modeme André MalrauxことMuMa美術館は、フランス北西部ノルマンディ地方の港町ル・アーヴルにあります。1961年に作家のアンドレ・マルローが創設しました。海に面したモダンな建築が特徴で、外光を取り入れた明るい室内には一流の印象派コレクションが展示されています。特に興味深いのは、2006年に一世紀に渡り収集された印象派を中心とするナビ派やフォーヴィズムを含む206点もの名画のプライベートコレクションが寄贈されたこと。これまでほとんど一般公開されなかった『名画』を目にすることができるのです。
 フランスの二大国際港、南はマルセイユ、北はここル・アーヴルは画家たちを虜にしました。モネは『印象-日の出』を描き、ピサロはル・アーヴルの港で拡張工事が行われている様子を、飽くことなく描き続けたのです。フォーヴィズム派のデュフィ、マルケなどもル・アーヴルの港を作品にしています。この土地にちなんだ作品を多く所蔵し常設展としていますが、この夏の話題はNicolas de Staël展でした。彼もまた、この海に魅了され多くの作品を残した作家のひとりです。

→ http://www.muma-lehavre.fr

松永麻衣子

PROFILE

松永麻衣子 Maiko Matsunaga
編集者、『chocolatmag』編集長。1965年鎌倉生まれ。雑誌『POPEYE』のエディターとしてキャリアをスタート。その後『MCシスター』『プチセブン』など数多くの雑誌でファッションエディターとして活躍し、1996年に渡仏。現在は3人の子どものママンでもある。パリ発の大人と子どものウェブマガジン『chocolatmag』の編集長も務める。
http://www.chocolatmag.com/

PAGE TOP