Renault Passions

A Memorable Drive クルマでお出かけした家族の思い出をめぐる。

R's Originality #033,

Photos=Yosuke Kamiyama & Text=Shota Kato

 2000年にスタートしたドライビングシューズブランド、ネグローニ。熟練の職人により丁寧に仕上げられたドライビングシューズは、メイド・イン・ジャパンの高品質のクラフトマンシップが注入された代物だ。ドライバーの足にペダルの動きを伝えるために、ソールを薄く柔軟にしながらも、車を降りた後の日常でも使い勝手が良い。洗練されたデザインもネグローニの魅力であり、デビュー間もない頃からクルマ好きたちの間で一躍話題の存在となった。その気鋭ブランドのディレクションを統括するのが宮部修平さんである。
 実はネグローニ、以前にF1のチャリティイベントに参加したことがきっかけとなり、ルノー・ジャポン別注のドライビングシューズ、ネグローニ・フォー・ルノー・スポールを製作することになった。そんなものづくりのパートナーからカングーを勧められ、宮部さんファミリーはカングーに乗ることになったのだった。

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01. 成脩くんが生まれて間もない頃、足を伸ばして
埼玉県のみさと公園まで。

02. カングーをイメージして作った、
ネグローニによるカングー チャッカーブーツ。

 「カングーの魅力はなんといっても抜群の安定感。あの乗り心地を覚えてしまうと手放せなくなりますよ。まるで、バスでのんびり出かけるようなフィーリングがありながら、足回りのバランスが丁寧に調整されている。僕は社用車としてもカングーを使っているので、収納力も外さないポイントですね。カングーには靴箱200個くらいを余裕に積めて、結構な量の納品をこなせるんです。おかげで会社と取引先を往復する回数が減って、業務の効率化にもつながっています。お客様からの評判も上々ですよ。黄色はげん担ぎというか、白や黒ではなく黄色のクルマで納品に行ったら、お客様もハッピーな気分になれる感じがありませんか? 靴業界のなかでも底材の会社さんから社用車にほしいと言われることが多いので、カングーの輪が広がるかもしれません」。
 平日と休日にわたり、仕事から家族のお出かけまでカングーを使い倒している修平さん。思えばカングーに乗り始めたのは、まだ長男の成脩くんが生まれる前のこと。もっといえば香里さんと結婚する前から。昨年の11月には次男の玄脩くんが生まれた。カングーは宮部さん一家のはじまりから今までの生活をずっと見守ってきた。

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03. 富士スピードウェイを訪れたときの一枚。
成脩くんも車に興味津々の様子。

04. 箱根までドライブ。芦ノ湖の九頭龍神社をお参りして、
鳥居の前で記念撮影。

 「カングーとは思い出が山のようにあります。妻との思い出はもちろん、たしか長男と次男が生まれたときも、カングーで病院に向かったんじゃないかな。今年の4月にネグローニの先代である父が他界してしまったのですが、生前の父はカングーの助手席に乗るのが好きな人でしたね。父が亡くなって以来、僕がネグローニの全体を統括するようになり、この数年間で僕の人生は大きく変わりました。その横には常にカングーがいたんですよね。だから、カングーは僕にとって特別な存在なんです。機械ではあるけれども、毎日一緒に過ごしてきたことで人間味みたいな愛着を感じるようになりました」。
 ちなみにネグローニはルノー・ジャポンとのコラボレーションを通じて、カングーをイメージした「カングー チャッカーブーツ」を製作している。カングーのコンセプトを表現した一足は、ドライブだけでなく、街歩きやライトなアウトドアまで楽しめる、オールラウンドなドライビングシューズだ。そのレンジの広さと懐の深さには、公私ともにカングーで走り回る修平さんのカーライフが思い浮かぶ。
 「夫婦でフライフィッシングのクラブに入っているんです。いつかは家族で釣りに行きたいです。理想としては夏の北海道に。どこまでも続くような道をカングーで走ってみたら、きっと最高でしょうね」。

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05. 今年のカングージャンボリー。ネグローニの出展ブースは
大盛況。ひと仕事終えて家族と合流。

06. カングーの後部座席を倒せば、長尺の荷物も
十分に収納できる。革材もこの通り。

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※掲載情報は2014年12月時点のものです。

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