Renault Passions

今月のお花

R's Originality #034,

今月のお花

キクとダリア

Origin of birth = Netherlands and Mexico

 新年が幕を開ける1月は街の雰囲気が華やぎます。ところが季節は花壇や樹木には花が咲かない冬真っ只中。そんな時期には室内に華やかな色合いの植物を飾ってみてはいかがでしょうか。
 今回の花は、キクとダリア。3種類使ったキクは、すべて飛騨マムと呼ばれる新品種です。飛騨マムは岐阜県の飛騨高山を中心に、標高400m~1,000mの高冷地で栽培されているキクのブランド。色鮮やかな発色、一輪でも絵になる見事な形状、豊富な品種などが好まれ、高い人気を誇っています。キクは従来、つぼみの状態で出荷されますが、飛騨マムは満開の状態で出荷されます。手前の細い花弁は糸菊、その後ろでギュッと花びらが詰まった山吹色はタイガという品種です。
 ダリアも同じくキク科のお花。最近、キクでも飛騨マムのようにダリアと見紛う新種もありますが、ダリアは色も豊富、形状も豪華で見栄えするので、自宅用だけでなく、ウェディング等のお祝い、贈答用のお花としても需要があります。キクと比べると日持ちの面では劣りますが、寒い時期は比較的長く持ちます。きちんと水揚げを行い(生花店で行っています)、余分な葉は落としましょう。
 キクもダリアも花顔が大きい種類なので、一輪でも十分なインパクトがありますが、今回はラナンキュラスとカーネーションを小花としてあしらい、色形のグラデーションを表現しています。新年のはじまりは、心が豊かになるアレンジメントを意識してみてください。

川口昌亮

PROFILE

川口昌亮 Masaaki Kawaguchi
1974年、兵庫県神戸市生まれ。2000年、HERBE DE CAMPAGNEの加藤正治氏、田中千明氏に師事。2005年から2年間のフランスで修業後、2008年にwork shop point neuf(.9)を設立。広告や雑誌、店舗ディレクション等で活躍中のフラワーディレクター。
http://www.p-neuf.com

※掲載情報は2015年1月時点のものです。

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