Renault Passions

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R's Originality #040,

Words=Koichiro Imoto
フランスの風景(ペイザージュ)を運ぶカングーペイザージュ。 第2弾のテーマは“果てしないプロヴァンス”。静かなる情熱の大地、南仏プロヴァンスは、フランス人にとっても憧れの地。 温かみのある大地、オレンジ色の家々、そして大地に落ちる夕日ープロヴァンスを象徴するカラー、オランジュをまとった特別なカングーが登場。

 クルマの色を通じてフランスの情景を日本にお届けしたい…そんなルノー・ジャポンの思いをカタチにした「風景」という名の限定モデル「カングー ペイザージュ」。シャンパーニュの大地をテーマとした昨年秋に続き、第2弾がこのたび登場した。
 今回のテーマは南フランスのプロヴァンス。その風景の象徴としてルノー・ジャポンがセレクトしたボディカラーは、プロヴァンスの大地、屋根瓦、壁、そして木々の花や実など、風景の至るところを彩るオランジュである。
 過去にもカングーにはオランジュ クレマンティーヌ、オランジュ アンダルーなど、複数のオランジュのカラーが限定色として用いられてきたが、プロヴァンスをテーマとする今回のカングー ペイザージュのそれは、情熱的な「オランジュ エタンセル M」だ。
 エタンセル(etincelle)とはフランス語で“火花”、“輝き”の意。ローマ時代の俗ラテン語に語源を求める古い単語で、優雅な響きを帯びるとされる。

01.ビビッドなオランジュ エタンセル Mのエクステリアに対して、ブラックを基調にしたモノトーンの室内空間。

01.ビビッドなオランジュ エタンセル Mのエクステリアに対して、
ブラックを基調にしたモノトーンの室内空間。

 2008年にトゥインゴ、2010年にはカングービボップに使われたこのオランジュ エタンセル Mは、その名のとおり鮮烈な輝きが持ち味。太陽など強い光に照らされると黄金色のハイライトからほのかに虹色を帯びたグラデーションを見せつつ、シャドウの深みのあるオレンジへとつながる豊かな陰影は、大柄なカングーの存在感をいっそう際立たせる。
 真っ青な空、果てしなく広がるひまわりやラヴェンダーの畑、白い岩山など、鮮やかな色が混在するプロヴァンスの風景を表現するのにあえて鮮やかなオランジュ一色とした理由は、多くの色の中でもプロヴァンスの人々がことのほか深い思い入れを持つ色だからだ。
 アヴィニョン、エクス、アルル、リル・シュル・ラ・ソルグなど、美しい古都をあまた抱えるプロヴァンスだが、それらの多くに共通している景観がある。それは、オレンジ色の屋根と壁の家で統一された街並み。そうなる理由のひとつは、実はフランスの建築に関する法律にある。

02.長尺ものも楽々詰め込めます。 03.運転席と助手席の背面には、ドリンクホルダー付きのテーブルとポケットを搭載。

02.長尺ものも楽々詰め込めます。
03.運転席と助手席の背面には、ドリンクホルダー付きのテーブルとポケットを搭載。

 フランスでは、建築材料を地産地消でまかなうことが義務付けられており、建築物の色合いはおおむね、その地方の岩や土の色に支配される。たとえば濃い灰色の石を多く産出する地方では窓枠がそのような色になり、石膏の材料が豊富な地方では白壁の家が並ぶといった具合だ。プロヴァンスは、橙色の大地が広がっていることからもわかるように、焼きものに適した粘土質の土の一大産地。その材料を中心に家や街並みを作れば、自然とオランジュ基調となるのだ。壮大なプロヴァンスの大地に燃え立つ夕日が落ちるときなど、空と街並みの色の区別がつかなくなるほどである。
 そのようなプロヴァンスのオランジュに思いを馳せながら乗ってほしいー それが新しいカングー ペイザージュに込められたメッセージである。シルバードアミラー、シルバーバンパー、可倒式助手席、フロントシートバックテーブルなど、装備も充実。台数は1.6 L+4速ATが60台、1.2Lターボ+6速MTが40台。価格は両タイプとも241.5万円(メーカー希望小売価格、消費税込)。ぜひお近くのディーラーでプロヴァンスの息遣いに触れていただきたい。

プロヴァンスの風を感じるという贅沢 KANGOO PAYSAGE 詳しくはこちらから

※ 掲載情報は2015年6月時点のものです。

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