Renault Passions

A Memorable Drive クルマでお出かけした家族の思い出をめぐる。

R's Originality #045,

Words=Shota Kato
Photos=Nozomu Toyoshima
坪井 勝治郎さん w/Renault MEGANE ESTATE GT 220

 普段はバスの運転士として多くの人々を輸送している坪井勝治郎さん。物心ついた頃からのクルマ好きにとって、クルマを運転する仕事に携わっているのはクルマ好き冥利に尽きること。そんな坪井さんがプライベートのクルマとして日々を共にしているのは「ルノー メガーヌ エステート GT 220」だ。
「メガーヌを購入したのは去年の8月です。それまで乗ってきたクルマがボロボロになってしまって、いよいよ換えなければいけないかなぁと。幾つかの車種を試乗してきた中で、メガーヌに決めました。ワインディングの走行時が特に気持ちよくて、シートも運転疲れしませんし、はじめてのルノー車をメガーヌに決めて大正解でしたね」。

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01.坪井さんのフィルムカメラによる撮影。
風情のある駅舎は静岡県大井川鐵道の川根温泉笹間渡駅。

02.こちらは家山駅。大井川鐵道には趣のある駅舎が多く、
鉄道ファンでもある坪井さんにとってたまらない路線だ。

 子どもの頃、スーパーカーブームに心を躍らせた坪井さん。せっかくクルマを買うならば、単なる移動手段ではなく走りそのものを楽しみたい。そんな幼い頃からクルマに魅了されてきたことが影響して、6速 MT仕様のメガーヌ エステート GT 220をチョイスしたのだった。
「不思議なもので、時代は変わっても自分の好みは変わらないんですよね。私はまだまだMT車に乗っていたいんです。私が若い頃は早く運転免許を取りたい、クルマに乗ってドライブに出掛けたいという人が多かったと思いますけど、今の若い人たちはどうなんでしょう。個人的にはもっとクルマを楽しんでほしいなと思うけれども」。
 坪井さんはメガーヌ エステート GT 220を「いい意味で古臭いクルマ」と評価する。“古臭い”とはどういうことなのだろうか。
「クルマ以外に電車もそうですが、乗り物のエンジン音が大好きなんですよ。走りながらエンジン音に集中したいものだから、車内で音楽はほとんど聴きませんし、カーナビは使わないどころか、そもそも付けません。世の中は便利になっても私はいつまでもアナログ人間だから、地図があれば十分なんですね。音楽は渋滞した時にラジオを聴ければいいくらいですし、エンジン音に勝る音楽はないと思っていますから。メガーヌは機能も備わっていて便利ですけど、私にとってはクルマの心臓部分であるエンジンそのものを楽しめるという意味で、古臭いクルマなんです」。

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03.駅舎だけでなく車両もしっかりとカメラに収める。
大井川鐵道の車両3000系もお気に入りのひとつだ。

04.フレンチブルーミーティングの帰路に愛車を撮影。
フランス車の祭典は毎年楽しみにしているイベント。

 “アナログ人間”という性格は坪井さんをよく物語っている。例えば趣味のカメラ。今ではデジタルカメラや携帯電話で気軽に写真を撮ることが出来るようになったけれども、自身が使うのは専らフィルムカメラ。メガーヌでドライブに繰り出す時は、クルマと同じくらいに大好きな鉄道写真や風景写真を撮影するのだとか。撮影データも簡単に確認できるようになったけれども、現像するまでの待ち時間はアナログ人間には苦にならない、むしろどんな写真が撮れたのかを心待ちにする時間だ。そんな坪井さんはメガーヌ エステート GT 220とともにどんな場所を訪れて、どんな風景を収めてきたのだろうか。
「一番の遠出は日帰り弾丸で神戸に行ったことですけど、目的地を決めてどこかをドライブすることが多くないんです。撮影という意味では、たとえば大井川鐵道の路線を回っては駅舎や車両を撮っていますね。あとは毎年10月のフレンチブルーミーティング。ここには休みを合わせて欠かさず参加しています。かれこれ10年くらいになりますが、会場でルノーをはじめ、いろいろなフランス車を撮影するのが楽しみなんです。今思えば、フランス車、ルノーへの興味はそこから繋がっていたんだと思います」。

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05.精悍なメガーヌ エステート GT 220。
エクステリアカラーは特別塗装色のブラン ナクレ Mをセレクト。

06.坪井さんがメガーヌに興味を持った
ブラッドオレンジカラーのメガーヌR.S.。今でも大好きな色合い。

坪井 勝治郎さん バス運転士 静岡県在住。自身のことをアナログ人間と紹介するとおり、クルマにはカーナビを取り付けないのがポリシー。何の雑音にも邪魔されずに愛車のエンジン音にいつまでも耳を傾けていたい。

※掲載情報は2015年11月時点のものです。

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