Renault Passions

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RENAULT WIND GORDINI × FACTOTUM KOJI UDO FASHION DESIGNER 有働幸司さん

Trendy & Cultural #001,

Photos:Sinya, Keita & Text:Daisuke Saito

スポーティーとエレガンスが同居するクルマ。

旅がインスピレーションの源というファッションデザイナーの有働さんにとって、クルマは欠かせない存在。
ファッションの観点から見るクルマのデザインとはどんなものだろうか。

FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん

 FACTOTUMデザイナーの有働幸司さんは、毎シーズン、デザインの前に旅をする。2012年はポートランドヘ。2012年秋冬はカナダの北部、マイナス40度の極寒の地へ。「その土地の人々の服装や街の看板、カフェに置いてあるフライヤー・・。なるべく多くのものをみたいから、移動手段は基本的にクルマ」。軽快なデザインが特徴的なルノー ウィンド ゴルディーニ。有働さんはこのクルマからどんなインスピレーションを感じるのだろう?

FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん
FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん

「フランス車らしい独特の雰囲気がありますね。スポーティかつエレガント」。遠くからでもひときわ目を引くデザインながら、近づくと意外にコンパクト。爽やかな存在感とラグジュアリーなデザインが印象的だ。
「ラゲージルームが大きいですね。完全なツーシーターで車内がゆったりしているのも思い切りがいい」。タコメーターやシルバーのペダルなどには、1970年代に活躍したルノーの敏腕チューナーの名を冠したモデルらしい雰囲気がにじむ。「デザインの細かい気配りが効いている。レザーシートの、ゴルディーニカラーでもあるブルーのパイピングやステッチもいい。エクステリアのブルーと白の世界を引き立てるために、インテリアではあえて装飾をしない。デザインが一貫しています」。ディテールの隅々にまで及ぶデザインへの意識が、スポーティな佇まいにファッション性をもたらし、エレガンスさを感じさせるのかもしれない。

FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん
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 ファッションと同じく、クルマ選びもその人の大切な主張だが「ファッションはスタイリングで印象が変わるけど、クルマはそうはいかない。だから、むしろ靴やジャケットなどのデザインに近いと思う。この車からは、高い技術力を持った老舗テーラーが、時代にあったストーリーを提案しているような感じを受ける。実は僕も、デザインではそれを強く意識しているんです」。MT車は久しぶりという有働さんだが「操作性がすごくいい。加速も、足回りも快適ですね」。日差しがさしてきたので、信号待ちの間にルーフを開けると「えっ!? こんなに早いんですか?」と驚いた表情を見せる。ルーフ開閉はわずか12秒。たしかに驚きのスピードだ。

FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん
FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん
FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん

「このクルマに似合うのは、やっぱりゲンズブールかな。ファッションならば、ホワイトジーンズにドライビングシューズと味のある素材感のニットとか……。カジュアルとエレガントが同居する感じ」。今シーズンの春夏のFACTOTUMを着た有働さんとウィンド ゴルディーニもよく似合う。
「洋服のデザインで意識するのは、長く愛用してもらうこと。そうするとオーセンティックなものになりがちですが、今の時代のリアルさもないといけない。ベースは普遍的でも、そこに現代の人々が共感できるストーリーを付加させて提案することが大切だと思うんです。便利なだけのものはすでにたくさんある時代ですから。でも、そういうストーリーがないと、現代のライフスタイルというものは魅力的にならない。だから、ルノーが長い歴史をもちながら、定番だけでなく、ウィンド ゴルディーニのようにチャレンジしていることにはすごく共感しますね。そういうことのできるブランドこそ、ワクワク感を与えられると僕は思うんです」

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@アトリエ

写真集や海外文学などたくさんの本が並ぶアトリエ。ふと目に留めた写真集の見開きやCDジャケット、または映画のワンシーンだったり。有働さんのデザインは意外なところからはじまる。「ここで旅への想像力を膨らませるんです。そして帰ってきたら、現地で撮った写真や資料を眺めて、東京のライフスタイルにどう提案できるかをじっくり考えます」。机の上には、たくさんの手描きのスケッチなどがきれいに積み上げられていた。

FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん
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FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん

@ショップ

代官山にあるFACTOTUMのフラッグショップ。古い建物のよさを生かしたリラックス感のある内装だからこそ、シーズンごとに変わるテーマ(=海外の街の匂い)が映える。今年の春夏シーズンでは、アメリカのポートランドの公園がモチーフ。「公園っていろいろな人がいますよね。フリスビーをする人、本を読む人……。集まる人が思い思いに自由なことができる空間っていいなあと思って」。爽やかな色使い、軽やかな素材感が印象的なアイテムが揃う。

FACTOTUM
東京都渋谷区鴬谷町11-3
03.5459.9779
http://www.factotum.jp/

FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん
FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん
FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん
FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん

@カフェ

2011年7月に東京・三宿交差点近くにオープンしたカフェ「SUNDAY」。現代美術のコレクターの自宅をイメージした店内には、写真やイラストなどの作品が壁にかけられている。有働さんの最近のお気に入りのお店だ。「一人でふらっと来たり、週末に子供と一緒に来ることも多いですね。広々していて、地下なのに光も入って気持ちいい。ちょっとした隠れ家のような場所で落ち着きます」。通ううちにスタッフともすっかり打ち解けてしまったという。

SUNDAY
東京都世田谷区池尻2-7-12
03-6413-8055
http://www.sunday-cafe.jp/

FACTOTUMデザイナー 有働幸司さん
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ドライブの必携アイテム

デジカメ、ノートPCなど機能性が大切なものは、長く使うものだからシンプルなデザインを選ぶ。また、本は必ず1冊は持ち歩いているという。バラがあしらわれたストールとモスコットのサングラスが、オープンカーのドライブによく似合いそうだ。

おすすめプレイリスト

テーマ「GO TO THE SEA」

「イメージは海水浴ではなく、海を見に行くまでの移動で気持ちよくリラックスできるようなテンションの選曲です。」

ドライブの必携アイテム

  • 「Here Today」
    The Beach Boys

  • 「Blue Masses」
    Tommy Guerrero ?

  • 「Rule My World」Kings Of
    Convenience??

  • 「Left Behind」
    Zero 7?

  • 「Left Bank」
    Air
ファッションデザイナー 有働幸司さん

PROFILE

有働幸司 Koji Udo
1971年生まれ。
東京モード学園卒業後(株)BEAMSに入社。
退社後ロンドンに留学。帰国後、国内ブランドの立ち上げに参加。
その後、独立し2004年よりFACTOTUM(ファクトタム)をスタートさせる。
http://www.factotum.jp/

掲載情報は2012年3月時点のものです。

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※写真には一部欧州仕様を含みます。

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